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公開鍵暗号方式とは

英語名:Public-key Cryptography

ひとことで言うと:誰に見られてもよい鍵でロックし、受信者だけが持つ別の鍵で開ける暗号方式。

意味をわかりやすく解説

秘密の文書を受け取る人は、対になる二つの鍵を作ります。一つは誰に渡してもよい公開鍵、もう一つは本人だけが保管する秘密鍵です。

送信者は受信者の公開鍵で文書を暗号化します。暗号文を元に戻せるのは、対になる秘密鍵を持つ受信者だけです。この仕組みなら、共通の秘密鍵を通信前に相手へ渡さずに暗号化を始められます。

具体例

ボブへ秘密の文書を送る場合、アリスはボブが公開した公開鍵で文書を暗号化します。暗号文を受け取ったボブは、自分だけが持つ秘密鍵で復号します。アリス自身の鍵で暗号化するわけではありません。

似た用語との違い

共通鍵暗号方式

暗号化と復号に同じ秘密鍵を使うため処理は速い一方、その鍵を相手へ安全に渡す必要があります。公開鍵暗号方式は異なる二つの鍵を使い、鍵配送の問題を軽くします。

共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の違いを詳しく見る

デジタル署名

秘密に送る暗号化では受信者の公開鍵で暗号化し、受信者の秘密鍵で復号します。署名では送信者の秘密鍵で署名を作り、送信者の公開鍵で本人性と改ざんの有無を確かめます。

覚え方

秘密に届けるときは「受け取る人の公開鍵でロックし、受け取る人の秘密鍵で開ける」と、鍵の持ち主を主語にして覚えます。

ITパスポートの試験ポイント

機密性を守る問題では「受信者の公開鍵で暗号化、受信者の秘密鍵で復号」が基本です。「送信者の秘密鍵」が出たら、暗号化よりデジタル署名の説明かを確認します。

CHECK QUESTION

アリスがボブだけに読める暗号文を送りたいとき、暗号化に使うのは誰のどの鍵?

答えを見る

ボブの公開鍵です。対応するボブの秘密鍵だけで復号できるため、秘密鍵を持つボブだけが内容を読めます。

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